釜本邦茂さんのこと
日経新聞の「私の履歴書」の、往年のサッカー名選手であった釜本邦茂さんの1か月の連載が
終了しました。とても興味深く読みふけりました。
全編読んでみて感じたことは、超一流のサッカー選手として業績を残した釜本氏の言葉には、
ずしりとした重みがあるということです。
確かに天分に恵まれていたかもしれませんが、厳しい練習と創意工夫であくなき追求を
積み重ねてきた結果が、あのようなスーパー選手として歴史に残る足跡を残したものだと思います。
もう充分悔いのないサッカー人生を歩んできたと言う達成感と、誰もが納得するという誇りを、
最終の連載記事で感じることができました。
最後にこうも言っています。「2014年の叙勲で旭日中授賞をいただき、サッカー人生に大半を
ささげた人生が報われた思いがした。同時に自分を支えてくれたすべての人に感謝の念が込み上げた。
この先の人生も、スポーツとサッカーへの恩返しを念頭に、精一杯生き抜きたいと思っている」
やはり人生、こうありたいものです。うだうだとした人生ではなく、悔いのないポジティブな
人生を送りたいものだと、自分の柄を忘れて思い込んだ次第です。
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