野茂英雄
野茂英雄さんは、近鉄で新人王を取り、トルネード投法で三振を取りまくる
とても勢いのある投手でした。
その後球団との確執で任意引退になり、アメリカ大リーグに移籍したことは
よく知るところです。
当時の年棒が1億5千万円もありましたが、大リーグでは1千万円からのスタートでした。
ですが、1年目から大活躍し新人王も取り、メジャー通算123勝もした偉大な選手になりました。
野茂さんが日本人選手のメジャー進出の先鞭をつけたのですが、彼はこう言っています。
「挑戦すれば、成功もあれば失敗もある。でも挑戦せずして成功はない」まさにゼロからの
開拓者精神の持ち主です。
このほど大リーグから、「ベースボール・パイオニア賞」が贈られたのは、むべなるかなです。
拍手を送りたいものです。
世の中どんな世界でも評論家は多いですが、野茂英雄さんのパイオニア精神は元気と勇気を
与えてくれます。挑戦精神がなくなれば、その他一般として平凡になるか、引退するかの道しか
ないのでしょう。