社会経済動向
先日、某銀行の懇親会に招待され、よくテレビにも出ているアメリカ人のエコノミストの
講演を聞く機会がありました。
このエコノミストは。モルガンスタンレーに属する人で、日本語がとても上手で、高校生の時に
日本に憧れて来日したことがあるそうです。
これからの経済状況については、日本の実質GDPは今年は0.2%、来年は0.8%、と若干上昇
する見込みを示していました。
アジアでは、来年は中国が6.2%、インドが7.8%、フィリッピンが6.2%、インドネシアが5.2%と
高く、やはり世界経済はアジアが牽引していくようです。
為替は、来年は基本ベースで102円、弱気で96円、強気で112円、株式は、TOPIXで現在1.300円が、
基本で1.190円、弱気で770円、強気で1.600円と波がある予想をしていました。
興味のあるデータとして、労働力参加率がありました。15歳以上の男性の労働力参加率は、
1950年に88%でしたが、現在は70%にまで落ち込んでいるのに対し、女性は同じく1950年の55%
に対し、現在は50%とそれほど変化がないことでした。
女性は20歳から24歳で70%の労働力参加率ですが、60歳までは70%が維持されていることは、
女性の社会進出が、もう当然となっていることを示しています。
他にもいくつかの資料がありましたが、専門的すぎて私にはよくわかりませんでした。ですが社会経済
の状況をたまにはミクロで見ることも、今後の動向を知る意味でも必要なことだと感じた次第です。
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