確定申告が終わって
今年の確定申告は、すでに終わりましたが、数百件の申告書を見ていて
気付いたことがありました。
まず年金収入のある人は多くいるものの、年金額は思ったより多い人は
けっこう少なかったようです。
中には、1年間で700万円ほどの方もいましたが、200万円前後の人が
多かったようです。
上場会社で特に金融機関で役員だった方は、さすが年収が高かったことから、
年金額が多いことは頷けるところではあります。
しかし、かなり高齢になると、それほどの年金額は使いきれないと思いますので、
現在の若者の将来の年金額に回せないものかと、考えてしまいます。
それから、上場株式の譲渡による申告を見ると、ほとんどの人が損失でした。
多少利益が出ても、それまでの損失の繰り越しを使っても、まだ損失が残っている方も
多くいました。
株の売買で資産を築くということは、甚だ困難ではないかと感じた次第です。
まあ、小遣い稼ぎの感覚で、損してもいい位の金額でやるぐらいの方が、
いいのではないでしょうか。