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画廊

 昨日のことですが、事務所にお見えになったクライアントの方が、絵を見たいと

言って来ました。

 受付に入ると大きな絵が掛かっており、その他にも掛かっている絵を見て、事務所の絵を

全部見たいということでした。

 実は受付には、中島千波さんの桜の絵と、その反対側に龍敬子さんの竜の絵が掛かっています。

そして会議室に通じる通路には、3枚の絵を壁に掛けています。また各会議室にも1枚づつ絵が

掛かっています。

 これらの絵を見て、その方は、「まるで画廊のようだね」と仰っていました。私自身、昔から

絵を見るのが好きで、折に触れ美術館に行くこともあります。

 絵を見るのは好きですが、絵の良さとかいうのはよくわかりません。ただ単に直感で、

自分がいいと思ったものに目を向けている、といった方がいいでしょう。

 ですから、ほとんどが無名の方の絵ばかりです。ただ高いからいいというのではないと

思います。

 それとできればリトグラフとかではなく、実際に描かれた、たった一つだけの油絵の方を

好みます。絵画者の息吹がわかるように思うからです。

 そうはいいながら、最近はあまり絵を見に行っていないのが残念です。

画廊画廊

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