代表ブログ「渋沢栄一」
今年の2月から、NHKの大河ドラマは、渋沢栄一ということです。名前はよく聞いていましたが、どういうことをしていたかは、あまりよく知りませんでした。
渋沢栄一の著書に『論語とそろばん』という本があります。この本を読んでいて、なるほどすごい人だということがよくわかりました。
まずは、渋沢栄一が歩んだ経歴です。青年期になってから以降、5つの時代を経験しています。
- 尊王攘夷の志士として活躍した時期
- 一橋家の家来となった時期
- 幕臣としてフランスに渡った時期
- 明治政府の官僚となった時期
- 実業人となった時期
このような時代背景が、日本の実業界の父、日本の資本主義の父といわれる素地をなしたものと思われます。なんといっても、生涯480社もの会社を興したことが、とてつもない偉業です。
今の王子製紙、東京海上火災保険、日本郵船、東京電力、東京ガス、帝国ホテル、サッポロビール、JRなど、今の日本の根幹をなす企業がずらりとあります。
さらに今の日本商工会議所、東京証券取引所などの設立にも、中心的な役割を果たしています。まさに八面六臂の活躍です。
こうした人を大河ドラマとして取り上げるのですから、かなり内容が濃いのではないかと思われます。今までのNHK大河ドラマは、1年間の長丁場ですから、だらだらした感じが否めません。今年は期待した方がよさそうです。早く始まらないかと待ちわびています。