消費税率アップ
消費税が10%になることに伴い、軽減税率の対象品目のせめぎあいが続いていますが、
ようやく一段落しそうです。
酒と外食を除くすべての飲食料品は8%に据え置かれるようですが、しかし、導入に
当たってはかなり混乱しそうです。
マクドナルドの店内で食べると外食になり10%、持ち帰ると8%になるわけですから、
現場はかなり戸惑うことは目に見えています。
じゃあ持ち帰りのハンバーガーを、実際には買ってから店内で食べた場合は、追加で
消費税を払うのでしょうか?
ここまで複雑にしてしまうと、販売側も購入側も混乱することは間違いないですが、
経理処理する部隊も大変です。かなり手間と時間がかかります。
日本の世帯年収の平均である550万円の家庭の負担軽減額は年間1万3千円だそうです。
税率が欧米並みに20%になるのなら理解できますが、そもそも、ここまで軽減税率に
こだわる必要があるのでしょうか。
むしろ外食が10%になることが逆に心配です。外食を控えることにより、景気の
上昇の足を引っ張るような気がしてなりません。
新聞も軽減税率の対象だそうですが、知識のための食料との考えのようですが、
どうも理解できません。
まだ一律の税率のほうが、企業も国民も納得するような気がします。
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