マクドナルドの凋落
日本マクドナルドの業績が芳しくありません。2014年12月期の決算で
赤字を計上してしまいました。上場以来初めての赤字でした。
確かに使用期限切れの鶏肉の問題があったり、異物混入もあったりと、問題が
重なったことも大きな影響を与えたと思われます。
どうもマクドナルドの経営姿勢が問われているような気がしてなりません。
購入者の健康の安全性への配慮が希薄だったことが、一つの要因と考えられます。
それから、消費者のし好よりも、いかに低い原価で作り、いかに早く作り、
いかに手際よく売るか、ということに重点を置きすぎて、マニュアル化通りに
実行することが、消費者の離反を招いたことにつながったと考えられます。
早くて、安くて、おいしくないというパターンは、これから斜陽を迎えると思われます。
居酒屋のチェーン店を見ればよくわかります。
日本だけでなくアメリカやヨーロッパでも、マクドナルドの苦戦が伝わってきます。
今後この巨艦はどこに向かうのでしょうか。