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チリ事情

南米といえば、治安がよくない、というイメージがあります。その中でチリは

他の国よりも治安がいいそうです。

 また首都サンチアゴは、チリの中でもさらに治安がいいとのことです。ですが、

山の手の麓における高級住宅地と、空港近くにあるバラックに近い住宅地があるように、

チリは2局化が進んでいることがわかります。

 高級住宅地に行くと、家はよじ登れそうもない塀に囲まれ、門はしっかりと閉ざされています。

さらに門や塀の上には電線が張り巡らされています。

 2階建ての高級住宅団地にいくと、住宅の敷地を塀がずーっと囲んでいます。さらに

門のところには、必ず守衛が常駐し、出入りの人や車は必ずチェックされていました。

 私は、チリ人で合気道を稽古している人の家にホームステイしたのですが、その家の鍵は、

私自身最初は開けることも閉めることもできませんでした。

 開けるときは、カギを右に回して一つ目のカギが開きます。次にもう一度右に回すと、2つ目の

鍵が開きます。さらに3回目、これも右に回しますと、3つ目のカギが開くのです。

閉めるときは、その逆に3回左に回すことを繰り返します。

 聞くところによると、泥棒はトラックで乗り込んできて、根こそぎ持っていくので、

このように防犯には細心の注意を払っているとのことでした。

 つくづく日本は安全性がとても高い、住むのに良い国であるということがわかりました。

 

 
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