SDGsコラム:日本政府の取組み(1)
国際社会からの期待と要請のもと、日本においては2016年に「SDGs推進本部」が設置され、内閣総理大臣が本部長、内閣官房長官、外務大臣を副本部長として全閣僚で構成され、本格的にSDGsを推進する体制が構築されました。各種団体の広範な関係者が意見交換を行う「SDGs円卓会議」が設置され、当会議からSDGsを具体的に進めるための「SDGsアクションプラン」が毎年発表されています。
「SDGsアクションプラン2020」では次の3つの柱を掲げています。
- ビジネスとイノベーション ~SDGsと連動するSociety5.0の推進~
- SDGsを原動力とした地方創生、強靭かつ環境に優しい魅力的なまちづくり
- SDGsの担い手としての次世代・女性のエンパワーメント
「人間の安全保障の理念に基づき、SDGsの力強い担い手である日本の姿を国際社会に示す。特に質の高いインフラ、気候変動・エネルギー、海洋プラスティックごみ対策、保健といった分野での取り組みをリードする。この他、女性、防災、教育、デジタル化といった分野でも、SDGsの取り組みを進める」と積極的な姿勢をうたっています。