<<日本のSDGｓの達成状況>>

国連持続可能開発ソリューションネットワークでは、毎年各国のSDGｓの達成状況を発表しています。2020年版ではトップ3は、スウェーデン、デンマーク、フィンランドと北欧国が占め、日本は17位でした。ちなみにGDP第1位のアメリカは31位、第2位の中国は48位です。　

日本がすでに達成している目標は、17の目標のうち「目標4:質の高い教育をみんなに」と「目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう」の2つしかありませんでした。達成にほど遠いとされる目標は、「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」「目標12:つくる責任つかう責任」

「目標13:気候変動に具体的な対策を」「目標17:パートナーシップで目標を達成しよう」の4つもありました。男女の給与格差や登用をはじめとした女性に対する不平等の是正や、プラスティック等廃棄物の転換又は再利用、再生可能エネルギーの割合の低さなど、いずれにしても経済大国としての責任と国際協調が求められるものとなっています。