ベイヒルズ通信
経営通信2019年9月号「貸借対照表は経営者の顔 社長自身が説明できますか?」
貸借対照表は経営者の顔 社長自身が説明できますか? 貸借対照表は経営者の顔 損益計算書が一定期間(1ヵ月間や1事業年度)のすべての収益と費用の対比から利益を表示して、経営成績を表すのに対して、貸借対照表は、創業から現在までの積み重ねが数値で表されており、そこから会社の体質、経営者の価値観や考え方が見えるとされ「経営者の顔」ともいわれています。 貸借対照表科目…
FP通信8月号「老後2,000万円問題」
老後2,000万円問題 金融審議会 市場ワーキング・グループ が作成した「高齢社会における資産形成・管理」という報告書に「高齢夫婦無職世帯の平均的な姿で見ると、毎月の赤字額は5万円となっている」、「30年で約2,000円の取り崩しが必要となる」という記述から炎上し連日ニュースで取り上げらました。 この2,000万円という数字は高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、…
経営通信2019年8月号「増税前に確認しておきたい消費税計算の基本」
増税前に確認しておきたい消費税計算の基本 消費税の計算方法による納税額の差異に注意 消費税の納税額は、「課税売上に係る消費税額」から「課税仕入れ等に係る消費税額」(仕入控除税額)を差し引いて計算します。 そのため、課税・非課税・不課税のいずれの取引に該当するかを判断し、分類し、記録する必要があります。分類された取引の金額をもとに、課税売上、課税仕入れ等、消費…
資産活用通信2019年7月号「生前贈与の賢い活用法~ダブル適用で財産減らし~」
生前贈与の賢い活用法~ダブル適用で財産減らし~ 贈与税の申告もお忘れなく! ♦暦年課税と相続時精算課税の申告状況は ●「暦年課税」の申告状況 「暦年課税」とは、毎年1月1日から12月31日までの間に贈与を受けた金額(合計)から110万円(基礎控除)を差し引いた額に税率を乗じて贈与税を申告・納付する方法をいいます。 贈与税申告書提出者のうち、暦年課税適用者は4…
経営通信2019年7月号「〈キャッシュレス・消費者還元事業〉への対応と注意点」
「キャッシュレス・消費者還元事業」への対応と注意点 1. ポイント還元事業のしくみと概要 ポイント還元事業は、対象となる中小・小規模事業者(以下、中小企業)の店舗等において、キャッシュレスで決済した消費者に購入金額の5%(フランチャイズ等の場合は2%)をポイント還元する制度です。(図表2) ポイントを発行するのは、クレジットカード会社などの決済…
FP通信8月号「60歳からのライフプランニング」
特集記事は、60歳からのライフプランニングです。 人生100年時代と言われていますが、60歳から考えるとあと40年あります。リタイアメントプランを含め、働き方をどうするのか、どのようなセカンドライフをすごすのか、プランニングをしてみませんか。 リタイアメントプランいつ、どのように引退しますか。経営者には定年がありませんので、自分でリタイアの時期は決めないとい…
資産活用通信2019年6月号「知っておいて損はない!相続税の控除の基本!」
知っておいて損はない!相続税の控除の基本! 法定相続人が多いほど、控除も増える⁉ ◆覚えておこう!基礎控除の計算方法 引き継いだ遺産総額が「基礎控除額」の範囲内なら相続税はかかりませんので、ご自分のケースで「基礎控除額」がいくらになるのかを知っておくことは大切です。 基礎控除額は、「3,000万円+(600万円ד法定相続人”の数)」で計算され…
経営通信2019年6月号「消費税 増税分をきちんと価格転嫁しよう!」
消費税 増税分をきちんと価格転嫁しよう! 価格転嫁できないと増税分は自社負担になる 消費税は、製造業者から卸売業者、小売業者、消費者へと製品やサービスなどが流通する各取引段階で、販売価格に転嫁され、最終的に消費者が負担する税金です。各取引段階で転嫁された消費税は、事業者が納税することになります。 2019年10月1日から軽減税率(8%)と経過措置が適用される…
資産活用通信2019年5月号「“遺言書”と“法定相続分”ではどっちが優先される!?」
特集記事は、“遺言書”と“法定相続分”ではどっちが優先される!?です。 “遺言書”と”法定相続分”、果たして軍配は? ?“法定相続分”はどうやって決めたの? これは民法で決められた遺産の分配割合で、被相続人(親御さん)との関係の深さや相続人の数を考えて「このように財産を分けるのが最も適切」とする分け方です。また、法定分割で分けたそれぞれの法定相続人の取り分を…
経営通信2019年5月号「レジ等の対応に補助金を活用しよう!~補助率や対象が拡大!~」
特集記事は、レジ等の対応に補助金を活用しよう!~補助率や対象が拡大!~です。 補助対象の拡大、補助率の引き上げなど、制度が拡充! 軽減税率対策補助金は、中小企業・小規模事業者が、複数税率に対応したレジの導入、受発注システムの改修等を行った場合に、費用の一部を補助する制度です。 今般、制度の拡充が行われ、補助対象が、「区分記載請求書等保存方式に対応するシステム…