仕事ができる人 パート65
言い訳する人・しない人
どんな仕事も、仕事で成果を出せる人と、出せない人を見極める方法があります。
それは、言い訳が多いかどうかを見ればすぐわかります。
成果を出せる人は、誇り得る結果を数値で表すことができますので、何ら説明を要しません。
誰が見てもその数値を見れば納得します。
これに対して成果を出せない人は、結果を数値で表すことができませんので、できなかった理由を
あれこれ説明することになります。つまり、自分は頑張ったけれども、諸々の事情が生じて
達成が困難だったと、あれこれ言い訳に終始することになります。
こうした人は、とどのつまり、とても忙しいという態度を見せようとします。結局、結果が出てこない
状態が続きますと、常に忙しいことをアピールするようになるわけです。
例えはよくないかもしれませんが、車のセールスマンが、一生懸命努力を続けたけれども、
1台も売れなかったとしたら、よく頑張ったといって褒められるでしょうか。
半年、1年売れなかったとしたらどうなるのでしょうか。
それは努力のやり方が間違っていたのかもしれません。あるいは諦めて努力自体をしていなかったのかも
しれません。そうすると、売れない理由を言い出す羽目になると思われます。
担当地域が悪い、新車を買ったばかりの人たちが多い、とかです。
いずれにしても、常日頃言い訳の多い人や、忙しいことをアピールする人は、仕事ができない人と
見なしてもいいかもしれません。