昨日、テレビで長嶋茂雄の特集を見ました。学生野球の花形スターから

プロ野球に進み、ミスタープロ野球として国民を熱狂させたことは、

多くの人が知るところですが、１０年前の脳梗塞で倒れてからの最近までの

近況も詳しく放送していました。

　私にとって長嶋は、永遠のスターです。私が小学生の時から、大学を卒業し

社会人１年生の時まで、現役のプロ野球選手として、テレビで見続けてきました。

あんなに熱狂して応援できる選手は、長嶋しかいませんでした。

子供だけでなく大人にも、元気と勇気と夢を与えてくれる偉大な選手でした。

　そんな長嶋が１０年前に倒れてからは、本当に寂しかったですが、今、驚異の回復力を

見せてくれています。何しろ医者が「起き上がることはできないかもしれません」

と言っていたのに、右手右足が不自由にもかかわらず、今や元気で活動を続けています。

　リハビリ風景を映していましたが、リハビリ時に同席した愛弟子の元大リーガー松井選手が、

「これはリハビリではなく、ハードなトレーニングですね」と言う位、毎日時間をかけて、

様々なトレーニングを、一生懸命続けているのです。

　もう７８歳なのですが、トレーニングの姿を見ていると、頭が下がります。そしてとても元気です。

同年齢の人に比べても比較にならないくらい熱く元気です。

　司会者が、「なぜそんなにハードなことを続けるのですか？」と聞かれたときに、

「もう一度グランドを走り回りたい」「厳しい病気かもしれないが、その病気に

打ち克ちたい」という言葉を聞いたときに、本当に感激しました。

　現役時代「燃える男」と言われた長嶋が、今も燃え続けていることに、とても熱い思いを

感じました。「がんばれ長嶋」と声をかけたくなりました。やはり長嶋は、私にとって

永遠の憧れの人です。