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資産活用通信2023年6月号「新NISAが2024年からスタート! 恒久的な制度化」

新NISAが2024年からスタート! 恒久的な制度化

新NISA制度とは?

「令和5年度税制改正」により2024年1月から新NISA制度が始まります。NISAを既にご利用されている方も、まだご利用でない方も、今後の将来の資産形成のひとつとして、これまでのNISAと新NISAの違いを今のうちに把握しておきましょう。

非課税投資枠が大幅に拡大

2023年までのNISA制度では、つみたてNISAが40万円、一般NISAが120万円の年間非課税投資枠が設けられていましたが、新NISAではその倍以上の360万円に拡大されました。これにより、より多くの資金を非課税で運用することが可能になります。

非課税保有期間が無期限化

従来のNISA制度では、非課税保有期間に制限がありましたが、新NISAではその制限が撤廃され、非課税保有期間が無期限になりました。これにより、より長期的な投資戦略を立てることができ、資産の成長により多くの利益を享受することができます。

売却で投資枠が復活

これまでのNISA制度では、売却時に投資枠が復活しなかったため、一度使った投資枠はそのままでした。しかし、新NISAでは売却した分の非課税保有限度額が再利用可能になりました。これにより、投資枠を有効に活用しながら資産を運用することができます。

非課税期間の注意点

2023年までに投資した分は、新NISAの非課税保有限度額とは別枠で非課税期間終了まで運用が可能です。ただし、一般NISAとつみたてNISAでは非課税期間が異なるため、それぞれの注意点を押さえておく必要があります。

新NISAの特徴と利点

さまざまなメリットが資産形成を後押してくれます。上記の通り、新NISAは、年間投資枠が最大360万円という大幅な拡大し、生涯非課税限度額も最大1,800万円まで引き上げられ、非課税期間が無期限化されるなど、将来の資産形成に役立つ要素が盛り込まれてるのが特徴です。

新NISAの開始手続きについて

新NISAを利用するには、2023年末までにNISA口座を開設しておくと、2024年1月に新NISA口座が自動的に開設されます。新NISA制度の恒久化と拡充に備え、早めの手続きがおすすめです。

新NISAの注意点

現行のNISAやつみたてNISAでは、一度売却してしまうと枠の再利用はできませんでしたが、新NISAでは枠の再利用が可能になり、投資の自由度がさらに上がります。
しかし、柔軟に運用ができる分、含み損の場合の売却や売却後の投資先の判断など、自分で判断しなければならない場面が現行のNISAよりも多くなるでしょう。

目的と目標額

投資をする時に重要なのは「投資の目的」と「明確な目標額」をあらかじめ決めることです。投資の途中で元本割れをしても、動揺することなく、投資を継続することができます。

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