100年ライフ
日本は今、世界で一番長寿化が進んでいることは、よく耳にすることです。また日本だけでなく、
その他の国も高齢化が進んできています。
そんな中で国連の統計によると、日本の場合、今2歳の子供は、50%が109歳まで生きるそうです。
今12歳の子供は50%が107歳まで生きることになり、私の年代では50%が90歳まで長生きする、
ということです。
いま100歳以上の人は日本では6万人いますが、あと30年もすれば100万人以上になる予測が
ついています。
確かに私の身近にいる人でも、元気な高齢者が増えているのがわかります。またそういう人は、
自分でも元気だと吹聴しているぐらいです。
医師の団体が、これからは75歳以上を高齢者とし、90歳以上を超高齢者とすべきだと、最近新聞で
目にしました。おそらくこの流れは止まることはないでしょう。
私の年代は、定年を過ぎて多いのですが、これから長い時間をどう過ごしていくのでしょうか。
そこで私は考えました。何もしない時間を無為に過ごすよりも働き続ける方が、ずっと有意義に
過ごせるのではないか、ということです。
今までは、いつ仕事から離れてのんびり過ごそうかと思っていたのですが、80歳までは働いて
見ようという気持ちになったのです。
もちろん働き方は違ってきますし、いつまでも引っ張っていくことにも問題はありますし、
次の代や若手にも活躍してもらうようにしなければならないことに、異存はありません。
私に係わらず、高齢化社会の進行の中で、従来からの学校~勤務~退職してのんびりという、
働き方が変わってくることは自然の流れだと思われます。