超富裕層
超富裕層という言葉があります。これは、実居住の不動産、収集品や耐久消費財などを除き、
最低でも30億円以上の投資可能資産を有する個人と定義されています。
世界の富裕層を調査した報告書によると、超富裕層が居住する都市のトップ10は、次のように
なっています。
一位 ニューヨーク(5.600人)二位 ロンドン(4.900人) 三位 香港(3.900人)
四位 モスクワ(3.500人) 五位 LA (2.800人) 六位 シンガポール(2.400人)
七位 SF (2.200人) 八位 台北(2.100人) 北京(2.100人)10位 東京(2.000人)
ようやく東京が10位にランクされ、2.000人もいるそうです。それにしてもこれだけの
超富裕資産を持つ人はどのようにして財を築いてきたのでしょうか。
先進国のイギリスでは9割が45歳以上で、保有の富はファミリービジネスを通して受け継いで
おり、これに対し、新興国においては年齢層がもっと若く、起業家として自ら富を築いている傾向
があるということです。
欧米ではブランドメーカーの創業家がそうでしょうし、ロックフェラーやロスチャイルド家も
そうなのでしょう。
日本の場合は、実業家に欧米のような歴史がないですから、自ら業を興し株式上場で巨富を
築いた人が多いのではないでしょうか。
しかし、これだけの富を築いたとしても、どんなに使っても使いきれません。子孫に残すと
言っても、お金のありがたみが分らず却ってよくないものになりかねません。むしろ、
世のため人のため、環境の保全のためなどの使い道があるのではと思われます。
まあ、こういうことには縁のない者のたわ言ではありますが。
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