いやあ、感激しました。稀勢の里が左肩の負傷にめげず、優勝を果たしたのです。

おそらくこの勝負を見た人は、みんな大拍手を送ったのではないでしょうか。

日馬富士との一戦で左肩を負傷し、これはもう欠場だなと思っていたら、なんと翌日

出場したものの、鶴竜との一戦は、左手に力が入らず、一方的に負けてしまいました。

今日の千秋楽は、一敗の照ノ富士とも対戦でしたが、私ははなから諦めていました。

なにせ前の日の一戦から見て、負けるのが明らかでしたから。

今日の勝負は見るのはやめようと思っていましたが、女房から、「それでは本当の

ファンではないわよ」と言われ、やむなく見る羽目になったのですが、こんな

歴史的な勝負を2度も見ることが出来て、女房に感謝です。

それにしても、稀勢の里の心意気と勝負に対する真摯な気迫は、ちょっと大げさに言うと、

日本男児の鏡です。おそらくこれからずっと、記憶に残る名勝負として語り続けられること

になるでしょう。