私の考える合気道の極意 その41
気の流れ
最近漠然としているのですが、合気道の技をかけているときに、相手の体を流れるものが
あるのではと感じる時があります。
相手が単に物体であるとみなすと、どうしても重く感じてしまいます。ところが、相手の体の中を
流れる気の流れ、というのでしょうか、あるいは電流のようなものというとわかりやすいかもしれませんが、
その流れを活かすと、相手が思うように動いてくれる気がします。
その流れを逆らわずに伸ばしていくこともそうですし、逆にその流れを逆流させることも可能なのでは、
とも感じます。
人間の体は、とても不思議な生命のある肉体です。達人といわれた人たちは、このようなことを
理解し、悟り、実際に体現することができたのではないかと思います。
寝ているときとかに、ふとこうしたことを思いつくことがあります。空想ではないですが、
合気道ならではの醍醐味です。
気功とか太極拳とかの体験をすると、もっとわかることがあるかもしれません。まだまだ
修業が続きます。
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