代表ブログ「横綱は今」
先月の大相撲初場所は、番付最下位の徳勝龍が優勝して幕を閉じましたが、横綱が二人とも途中休場で水を差したことは否めません。
最近の横綱は休場が多すぎます。白鵬は初日に勝ったものの、2日目、3日目に連敗したときに、私は「まさか明日から休場はないよな」と半信半疑でしたが、やはり休場してしまいました。
休場するときは何らかの診断書を提出するようですが、この2月の上旬に行われた大相撲トーナメントには両横綱とも出場していたのです。
「一体この休場は何だったんだい」と言いたくなるのも無理はありません。横綱としての
矜持がないような気がします。また、歴史ある大相撲の価値を貶めるものに他ならないことにもなります。
もう一つ、白鵬がいつも立ち合いで、張り手と肘のかち上げをすることは、横綱としての
品位を落としている思うのです。プロレスではないのですから、横綱らしく堂々と立ち合ってほしいと思うのは、私だけではないはずです。
本人は、禁じ手ではないと言っているところ、相撲協会でもあえて指導はしていませんが、外部の横綱審議委員会では、これを禁止するように要求を出しています。
白鵬は日本国籍を取得しましたが、日本人としての振る舞いや心の持ち方を、しっかりと
身につけて欲しいなと、僭越ながら思う次第です。もっとも日本人とモンゴル人の国民性の違いは埋められないのかもしれませんが。