この３月から、合気道のいつもの朝稽古が始まりました。１月、２月は寒いので朝稽古は

ないのですが、３月から１２月まで毎月１回、６時から始まります。

　急に朝５時過ぎに起きて稽古に出かけるのは、気持ち的にも体力的にも、とても辛いものが

あります。ましてや仕事がら確定申告時期の忙しいときですから尚更です。

　実際、稽古の途中で体が疲れてくるのを感じました。そこで、よし今日は稽古の最後に

行われる師範の模範演武の受け身に出ないようにしよう、と考えつきました。

　ところが稽古が終わる頃に師範に呼ばれ、「今日受け身を取るのは、岡さんと、それから

誰々と」言われてしまいました。この会の幹事役は大変です。

　こうなったら観念するしか仕方ありません。数名と並んで受け身を取る羽目になって

しまいました。

　なにせ師範の技はダイナミックで強烈ですから、真剣に受け身を取らないとケガをして

しまいます。また、私が一番年長者ですが手加減などしてくれません。若い人と同じような

受け身を取らざるを得ません。

　演武が終わった後、ふっと気がつきました。体がしゃんとして、疲れが吹っ飛んだ

といった感じです。人間の体は不思議なものです。それとも一時的にアドレナリンが

出たからでしょうか。

　この日は土曜日ですので、夜も私の主宰する道場の稽古がありました。合宿のような

一日が終わった気分でした。

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