今年の確定申告期限が、この4月15日で終了しました。今までは3月15日でしたが、コロナの影響を踏まえて1か月延長になったものです。

昨年、令和2年分の申告書を見ていて例年と違うことは、寄付をした人がかなりの割合を占めるということでした。

その寄付のほぼ100％近くが、ふるさと納税による寄付でした。なんといっても寄付といっても返品があることに加えて、所得税・住民税の節税があることで実質負担がかなり低い、ということが大きなメリットです。

それとコロナによる自粛で、家庭内での食事も増えたこと、及びコロナによる販売不振となった生産者の方を応援しようということも、あったと思われます。

国の税制による支援策と国民の応援がふるさと納税の利用を押し上げたと言えます。これは個人版ですが、法人にも企業版ふるさと納税の制度があります。こちらももっと広まっても良い制度です。企業版ふるさと納税の制度については、別の機会で案内したいと考えています。