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代表ブログ「渋沢栄一伝」

今年の大河ドラマは、「青天を衝く」の主人公、渋沢栄一なのはご承知の通りですが、けっこう面白く、毎回見ています。

いつもは途中で飽きてきて、見なくなるのですが、不思議と飽きが来ないのです。これは、史実に忠実に脚本されているからと、思うのです。

今までは、「麒麟が来る」もそうでしたが、これはかなり史実と違うのではと思う場面が結構ありました。そうなると、真剣味がなくなり、単なるドラマになってしまいます。

渋沢栄一の伝記は、私が知っているものでは、津本陽の『小説 渋沢栄一』、城山三郎の『雄気堂々』、それからなんと幸田露伴の『渋沢栄一伝』があります。

前2者は読みましたが、後者の幸田露伴の書はまだ読み始めたばかりです。渋沢栄一と同時代に生きた幸田露伴がなぜ書いたのかはよくわかりませんが、さすが文章が難しくて蝸牛のように少しづつ進んでいます。

いずれにしても今年の大河ドラマは折々の場面で、「ああ伝記で書かれていたところだ」と思い出されるところがよく見られます。

渋沢栄一がフランスを中心としたヨーロッパの視察があるのですが、この大河ドラマではどこまでテレビで見せるのか、興味津々ではあります。日曜夜のささやかな楽しみです。

 

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