人事評価制度
よく聞くことですが、給料や賞与に対する不満は、本人が金額が低いと思う場合も
当然ありますが、どのようにして決まっているのかが分らない、ということからきている
ことが、多いと言われています。
ましてや他の人と比較してその違いが分らない、自分の方が低ければ納得できない、
ということが、不満を増幅する結果となりがちです。
昇給や昇格もそうでしょう。これらは、その基準が明確にされていないということと、
本人にその違いがフィードバックされていないことに依るものだと、考えるところです。
社員の数が10人以内なら、そんなに問題は起こらないでしょうが、10人以上になると、
間に管理者を置くことにより、経営者の目が届かなくなります。
社員にとって、自分がいかに会社に貢献しているかが明確になり、あるいはどんな面で
課題があるのか、その課題をどう解決改善していくかが明瞭になっているか、これらが
全社員が納得するように規定化され運用されていれば、こうした問題も解決されていけるのでは
ないかと、最近感じる次第です。
どんなに完ぺきだと思う人事制度を創り上げても、常に問題はあると聞いていますが、
そうかといってこの問題に目を背けるわけにはいきません。
社員の成長と会社の業績向上に結び付く人事評価制度の構築に取り組まなければいけない
と思うこの頃です。
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