ヴィッセル神戸のイエニスタ
ここ最近、ヴィッセル神戸の外国人入団が続いているのは、サッカーファンなら
誰もがご存知です。
昨年は、元ドイツ代表のポドルスキ選手を年棒約10億円で獲得し、今年は
スペイン代表のバルセロナのイエニスタです。
メッシの年棒が推定60億円、ネイマールが約47億円と言われています。
これに対し、イエニスタの場合は推定32億円です。いやはや凄い年棒です。
一般人には巨額すぎて実感がつかめません。
ところで、ヴィッセル神戸は、これだけの人件費を払えるのでしょうか。
実は昨年度の球団決算は、1.5億円の赤字にとどまっています。ここから
どうやってイエニスタの人件費を支払うのでしょうか?
実は、税制優遇の特典があり、スポンサーである親会社が、どれだけチームの
損失を補てんしても、全額が親会社の「広告宣伝費」として経費にしてよい
ことになっているのです。
つまりイエニスタの年棒は、実質的には全額を楽天が負担しているのです。
業績好調であるからこそ、こういったことができるわけです。
DNAもそうですし、IT企業では、今後こういった動きが出てくるのではない
でしょうか。