マクドナルドの再生なるか
マクドナルドの業績が低迷しています。2期連続赤字です。今期は、売上高2000億円と
前期比10%減、最終損益が380億円の赤字となる見通しです。
売上高に対し、この赤字額はあまりにも巨額です。これでは、売れば売るほど赤字が増える
ことになります。
不採算店を閉鎖するとか、店舗改装を加速するといっていますが、これは抜本的な再生策には
ならないと思われます。
ところで、先日数年ぶりにマックで食べました。時間がなくて、早く済ませようと店に入りました。
定番のハンバーガーにポテトフライの小と紅茶で、セットにしようとしたのですが、
「ポテトフライは中でないとセットになりません」と言われました。
仕方なく個別注文となりましたが、無理に大きなポテトフライでセットにすることは、
無理があるのではないでしょうか。融通性が欠けていると感じました。
それになんといってもハンバーグがあまりおいしいとは思いませんでした。食べることは
人間の大きな楽しみの一つです。誰だっておいしいと思って食べたいものです。
その点、モスバーガーでは食べる楽しみがあります。国産の安全な食材を使って、手作り感のある
おいしいハンバーガーというイメージがあります。
アメリカナイズされた、マニュアル通りの早くて安くて、はまだいいとしても、おいしくないという
のは、これからの消費者に見放されるのではないでしょうか。
安全性をもっと徹底的に打ち出し、日本人に合った味付けと美味しさを実現できなければ、
マックの将来はないのではと危惧します。