マイナンバー制度(1)
いよいよマイナンバー制度がスタートしました。しかしながら、初めての制度ですので、
一般には、これでどうなるんだろうという戸惑いが見られます。
そこで当税理士法人では、顧問先向けに15日にマイナンバーセミナーを開き、周知徹底を
図ることにしています。
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詳細はセミナーでお話しするわけですが、マイナンバー制度は、「税・社会保障・災害対策」
の3分野で個人の情報を効率的に管理することで、行政を効率化し、国民の利便性を高め、
公平公正な社会を実現する、ということを、謳っています。
確かに行政側にとっては効率化できるわけですから、無駄が省けるでしょうし、その分
無駄な人件費の削減につながれば、歳出の削減になり、国家財政上とてもいいことだと思います。
しかしながら、こうした論点は全く出てきません。民間社会では、効率化できることは
経費削減につながりますから、収益増が利益の蓄積とか、待遇改善とか、設備投資とかに
つながることになります。
マイナンバー制度はまだ始まったばかりですので、今後こうした点が論争されることを
期待しています。
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