スティーブ・ジョブズ
スティーブ・ジョブズは、誰もが知っているアップルの創業者であり、CEOとして君臨した
人物ですが、彼の業績の偉大さは、計り知れないものがあります。
彼は、2011年に56歳の若さで没したのですが、その年の11月に発刊された
『スティーブ・ジョブズ』を最近読み終えました。
彼のあまりの仕事のすさまじさに驚愕を覚えました。側近の間では「現実歪曲フィールド」
という言葉があるそうです。
製品のスペックでも完成期限でも、無理だとわかっていても、無理を承知で押し通し、
そのうち周りの人間が、その無茶なことをやるしかないと納得してしまう、ということだそうです。
彼の有名な言葉があります。毎朝鏡に向かって「もし今日が人生最後の日だったら、今日やろうと
していることは自分が本当にやりたいことだろうか?」と自問していたそうです。
そして『ノー』という答えが何日も続くようなら、何かを変えるべき時が来た、ととらえて行動してきた。
一度立ち止まって、自分は本当に自分の人生を生きているのかと考え直すことは重要だ、ということです。
このような考え方だからこそ、Iフォンなどのアップル製品を作り出してきたのでしょう。
彼の本を読んでいると、示唆に富んでいるものが多く、とても有益です。特に経営者には、
お薦めしたいものです。また機会があればご紹介したいと思います。
スティーブ・ジョブズスティーブ・ジョブズ